不動産買取にはどのくらいの期間がかかる?
2021/03/19
「不動産買取にはどのくらいの時間がかかるのだろう」
「不動産を早く売ってしまいたい」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
今回は不動産買取の期間について紹介します。
□不動産買取の流れについて紹介
不動産買取の流れは大きく6つのステップに分けられます。
まず事前準備をしましょう。
具体的な準備内容としては、必要な書類を準備したり、買取査定の相場について
調べたりすることが挙げられます。
査定の必要書類としては次のようなものがあるでしょう。
・固定資産評価証明書
・登記済権利証または登記識別情報
・建物図面
・地積測量図
・購入時のパンフレット
次に査定の相場について調べる場合は、仲介の相場よりも70〜80%ほど低い価格
だと考えましょう。
あらかじめどのくらいの金額になるか把握しておけると安心ですね。
次に、買取査定を依頼しましょう。
査定方法には、訪問査定と机上査定がありますが、実際に現地に訪問して査定を行
う訪問査定の方が正確ですので、できるだけ実際に訪問してもらいましょう。
次に、依頼をした会社から実際の買取価格を提示してもらいます。
これは、あくまで査定ですので実際の価格とは異なる場合もあります。
その後は打ち合わせを行い、細かい費用や負担について決定します。
買取価格や細かい条件に同意したら、売買契約をしましょう。
契約を行う当日には、売買契約書の読み合わせや、キッチンやエアコンなどの細
かい設備の確認、雨漏りやシロアリ被害の状況といった物件情報の確認を行った
後、記名や押印、手付金の受領を行います。
契約が終わったら、残金の決済を行います。
司法書士が立ち会う中で、書類の確認や売買料金のやりとり、住宅ローンの完済
や抵当権の抹消を行います。
このように複雑な手続きが多いため、なんでも相談できるような信頼できる不動産
会社に依頼することがスムーズな取引のコツでしょう。
□不動産買取に必要な期間とは?
一般的に、不動産買取は2週間から1ヶ月で完了すると言われています。
これは、不動産会社が買い手になるため、仲介で売却する場合と比較して交渉の
手間が省けるためでしょう。
広告を出したり、宣伝をしたりして買い手を探す手間や、価格や細かい条件交渉
の時間がなくなるため、このように短い期間で売却できるのです。
□まとめ
不動産買取は、仲介による売却と比較しても短期間で現金化が可能です。
不動産の売却を検討されている方は、ぜひ不動産買取について考えてみましょう。